おみくじ箱から現金窃盗　宮司は落胆 「手慣れた動作」

おみくじ箱から現金200円を盗む男。 わずか1分半の手慣れた犯行だった。 男が盗んだのは、神社のおみくじ箱に入った現金。 罰当たりな犯行が、カメラに捉えられていた。 被害者「もう落胆ですね。気持ちを込めたお金なので、盗む人の気持ちがわからない」 15日の夕方、神奈川県内の神社に現れた男。 ズボンのポケットに手を入れながら、ゆっくりと境内へと侵入していく。 まず、男は酒などの奉納品が置いてある拝殿の扉を開けようとする。 しかし、鍵がかかっていて開けられない。 そして、次に狙ったのが、おみくじ箱。 中には現金が入っていた。 周りに誰もいないことを確かめた、次の瞬間。 箱の中から、現金およそ200円を盗んだ。 さらに男は、おみくじ代を盗んだあとも、社務所のドアを開けようとするなど、金目のものがないか、物色を続けた。 被害に遭った神社は、男の犯行が手慣れていると指摘する。 照天神社・金子雄貴宮司「普通の人が初めて見ると、(おみくじ箱は)開くとはわからない。すごく手慣れた動作で取っていたので、あっちこっちでやってるな」 そして、ついに警察も動く。 事件の翌日、警察が現場検証をする様子。 警察は、男が触ったおみくじ箱の、指紋の採取を行っていた。 窃盗事件として捜査される中、防犯カメラ映像を確認した警察官が、似た人物を知っていたため、20代の男を特定。 容疑を認めているという男は、調べに対し「お金が欲しかった」と供述している。 照天神社・金子宮司「参拝者の気持ちを傷つけるわけだから、ものすごい怒りで」 警察は、余罪も含めて捜査している。 FNNプライムオンライン

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